音符の英語を覚えよう!アン先生の音楽用語講座(1)

音楽って、世界共通語やな!楽譜に書いてある音楽記号も、どの国行っても変わらん。でも、言葉で音楽記号の話したいなら全く別問題。

今日の音楽用語講座では、音符の英語の呼び方をまとめます!

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 音の高さを表す英語

日本では、音の高さを表す時に階名の「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」が一般的に使われています。しかし、これは元々英語ではなく、イタリア語から来ている呼び方です。英語圏では、「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド」が使われているのは、クラシック音楽と、The Sound Of Musicというミュージカルの「Do Re Mi」という曲だけです。

英語圏の一般の人、音楽家、バンドマンは音の高さを表す時、ギターのコードと同じように音名の「C・D・E・F・G・A・B・C」を使います。

例えば、C majorの場合、こうなります。

英語の音名(臨時記号も含む)

臨時記号も覚えよう!声を出して読む時、「#」は「sharp」と、「♭」は「flat」と、「♮」は「natural」と呼びます。(例:「C#」 > 「C sharp」、「D♭」 > 「D flat」、「E♮」 > 「E natural」)

英語圏では、階名はあまり使われていませんが、もし知りたい方がいたら、また別の記事で説明します。

 音の長さを表す英語

音の高さももちろん大事ですが、音の長さを知らないと、演奏できませんね。日本語には、全音符、2分音符、4分音符などの、とても覚えやすい言い方がありますね。英語圏では、とても覚えやすいアメリカ英語(米)の呼び方と、めちゃくちゃ覚えにくいイギリス英語(英)の呼び方があります。

まずはよく使われている音符から覚えましょう。
  • 音符 > note
  • 全音符 > semibreve (英), whole note (米)
  • 2分音符 > minim (英), half note (米)
  • 4分音符 > crotchet (英), quarter note (米)
  • 8分音符 > quaver (英), eighth note (米)
  • 16分音符 > semiquaver (英), sixteenth note (米)
覚えなくてもいいやつもあります。イギリス英語の呼び方が面白いので載せておきます…
  • 32分音符 > demisemiquaver (英), thirty-second note (米)
  • 64分音符 > hemidemisemiquaverもしくはsemidemisemiquaver (英), sixty-fourth note (米)
  • 128分音符 > semihemidemisemiquaverもしくはquasihemidemisemiquaver (英), hundred twenty-eighth note (米)
  • 256分音符 > demisemihemidemisemiquaver (英), two hundred fifty-sixth note (米)

休符の場合は、呼び方は上と同じですが、最後に「rest」をつけます。(例:2分休符 > crotchet rest (英)、 quarter note rest (米))

符点の場合は、前に「dotted」をつけます。(例:符点4分音符 > dotted crotchet (英)、 dotted quarter note (米))

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イギリス英語の呼び方ってむずかしいですね…あかん、私も覚えられへんわ…

There's no way I can remember all of them…can you? (✿´ ꒳ ` )ノ

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Anne♪

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